はじめに|お香のある夜、心がほどける
寒い夜、湯たんぽを抱えて布団に入る前に、こじゃけ家では小さなお香を焚きます。ふわっと立ちのぼる香りに包まれると、心がすっと静かになって、今日という一日がやさしく終わっていくような気がするのです。
今回は、そんな「お香と過ごす夜のリラックス時間」をテーマに、香りの効果や地域性、冬におすすめの香りなどを特集します。おうち時間をもっと心地よくしたい方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
お香の魅力|“香り”は心と身体に届く
お香は、ただ良い香りがするだけではありません。香りは脳の「大脳辺縁系」に直接働きかけ、感情や記憶、自律神経に影響を与えると言われています。
- 沈静・安眠:ラベンダー、白檀、カモミールなど
- 気分転換:柑橘系、ミント、ユーカリなど
- 集中力アップ:ローズマリー、ヒノキ、シナモンなど
香りを選ぶときは、「今の自分がどんな気分になりたいか?」を基準にすると、ぴったりの香りに出会えます。
香りの地域性|土地に根ざした“香りの文化”
日本各地には、その土地ならではの香りの文化があります。お香もまた、地域の気候や風土、信仰と深く結びついてきました。
● 京都|伝統の香木文化
平安時代から続く香道の文化が根づく京都では、白檀や沈香などの香木を使った上品な香りが好まれます。和室や畳にぴったりの落ち着いた香りです。
● 奈良|薬草の香り
古くから薬草文化が栄えた奈良では、丁子(クローブ)や桂皮(シナモン)など、薬効のある香りが多く使われてきました。
● 沖縄|月桃(げっとう)の葉
沖縄では、月桃の葉を乾燥させて焚く文化があります。爽やかでスパイシーな香りは、虫除けや浄化にも使われてきました。
冬におすすめの香り|こじゃけ家の“夜のお香”セレクション
寒い季節には、心と身体をあたためてくれるような香りがぴったり。こじゃけ家でよく焚く、冬におすすめの香りをご紹介します。
- 白檀(びゃくだん):甘くて落ち着いた香り。心を静め、深い呼吸を促します。
- 桂皮(けいひ):シナモンのようなスパイシーな香り。冷えた体にぬくもりを。
- 柚子:ほのかな酸味と甘さが混ざった香り。冬至の夜にぴったり。
- 乳香(フランキンセンス):深い森のような香りで、瞑想やヨガにも◎
- 焙じ茶:お茶の香ばしさが心をほっとさせてくれます。
お香の楽しみ方|こじゃけ家の夜のルーティン
こじゃけ家では、夜の静かな時間にお香を焚くのが日課です。お気に入りの香立てに火を灯し、湯たんぽを用意して、照明を少し落とす。香りが部屋に広がるころには、自然と呼吸も深くなり、心が整っていきます。
ポイントは「香りを感じようとしすぎないこと」。ただそこに香りが“ある”という感覚が、心をゆるめてくれます。
まとめ|香りは、暮らしのリズムを整える
お香は、特別な道具がなくても始められる“香りの習慣”。忙しい日々の中で、ほんの数分でも香りに包まれる時間を持つことで、心と身体のリズムが整っていきます。
この冬は、ぜひお気に入りの香りを見つけて、夜の時間をもっと心地よくしてみてくださいね。こじゃけ家も、今夜もまた、白檀の香りとともに眠りにつきます。

コメント